これまで、Stable Diffusion web UIを主に使用しておりましたが、ここ最近は「ImageCreator by DALL·E 3」や、「SeaArt.AI」を使用し使えるAI画像生成ツールを増やしています。
今回は、前から気になっていた「Loenardo Ai」を使ってみたいと思います。
Loenardo Aiの準備・利用登録
Loenardo Aiのサイトにアクセス
こちらのリンクから「Loenardo Ai」のサイトにアクセスします。

Loenardo Aiのアカウント登録
私は、「SeaArt.AI」と同様、迷わずGoogleアカウント認証を使いました。
Apple、MicrosoftやEmailでの認証が可能ですので、お好きな方法で指示に従いながら進めてください。

ユーザネームの登録
黄色枠で記した部分に、ユーザ名を決めて入力してください。また、興味があるものをいくつか選択してボタンをONにします(何でも良いです)。「Next」ボタンを押します。

利用用途の選択
あなたが、どのような立場で、Loenardo Aiを利用するのかを選択します。
Which role best describes you?
Your feedback will help us improve our product and develop new features.
あなたに最もふさわしい役割はどれですか?
あなたのフィードバックは、私たちの製品を改善し、新しい機能を開発するのに役立ちます。

Enthusiast: Exploring Leonardo.Ai for personal use.
愛好家:Leonardo.Aiを個人的に使用。
Professional Exploring Leonardo.Ai for professional use.
プロフェッショナル プロフェッショナルのためのLeonardo.Aiを探る。
Developer Exploring Leonardo.Ai for development integration.
開発者 開発統合のためのLeonardo.Aiの探求。
Other Please specify.
その他 具体的にご記入ください。
「Enthusiast」の個人利用で良いと思います。
利用説明
登録は完了しましたが、まだ続きます(結構長いですね)。
簡易的な利用方法や、有料プランへの宣伝です。「Next」で流していきます。

Leonard.aiで画像生成
Leonard.aiで画像生成の基本操作
インターフェースはSeaArt.aiに似ていますので、操作の方法は同じような流れかと思います。
左のメニューパネルがあり機能が並んでいます。画像生成が可能な回数は、トークンという単位で表されます。トークンの残数は左メニューの上部に表示されます。
無料プランの場合はトークンは最大150であり、1画像を生成するのに最低1トークン必要ですので、最大で150枚の画像が生成できます。「Reset 14hrs」と表示されていますので14時間後にリセットされるようです。
画面大部分の真ん中にには、他のユーザの生成画像が共有されています。無料プランの場合は全て共有されてしまいますので、共有せずに画像生成がしたい場合は有料プランへの加入が必要です。
SeaArt.aiと比較すると、共有されている生成画像は、エロ系の画像は少ないというか、ほとんど表示されていない印象です。

画像を選択すると、生成に使用したプロンプトや、設定パラメータを確認することができます。SeaArt.AIですと、これらの設定を引き継いで自分の生成環境に転送することができました
同じような機能があります。一番目立つ「Genarate with this model」ボタンを押しそうになりますが、これは違います。モデルは引き継がれるようですが、プロンプトはコピーされませんので、注意してください。
「Remix」というボタンを押してください。

「Remix」ボタンを押すと、画像サイズや、プロンプトやパラメータがコピーされています。
今回選択したサンプルは、非常にシンプルなプロンプトですね。これで、どんな画像が生成されるか楽しみです。
cinematac car
「プロンプト」を入力するテキストボックスの横に、「Generate」ボタンがありますがボタン内に数字が表示されます。こちらは現在の設定で画像生成を行った場合、どれくらいのトークンを消費するかを表しています。今回の設定では画像1枚で16トークンが消費されるようです。結構消費されるトークンが大きいように感じます。

「Generate」ボタンを押すと、画像生成が始まります。今回の設定では20秒ほどでしたが、他ユーザの込み具合などで処理時間は変わると思います。

画像生成1枚目ですが、クオリティの高い画像が出力されました。2つの単語のみで、この画像品質は期待が持てます。
Stable Diffusion web UIでは、テキストが非常に苦手でしたが、綺麗に正確にテキストが生成されているのが驚きです。
Leonard.aiのオプション設定を変更して画像生成
左メニューに見慣れない設定箇所が並んでいます。画像生成品質に関する、Loenardo Aiオリジナルの機能であり、他ツールとの違いがより現れる箇所だと思いますので設定を変更して違いを見ていきましょう。
- PhotoReal
- Alchemy V2
- Prompt Magic
出力画像ごとの違いが分かりやすいようにSeed値を固定して、「PhotoReal」をONにして画像生成してみます。

Seed値の固定方法は、生成した画像の上に生成した情報(モデル、サイズなど)が表示されている横の「…」を押します。プルダウンのメニューの中の、「Copy Seed」を押すとクリップボードにコピーされます。それでは、この値に固定していきます。

左メニューの、下の方にある「Show Advanced Setting」の欄に、「Use fixed seed」をONにしてテキストボックスに、先ほどコピーしたSeed値を貼り付けます。これで、Seed値が固定されましたので画像生成していきます。

PhotoReal:ON
現実に近い写真になったように思えます。

Alchemy(アルケミー):OFF
次に、「Alchemy V2」をオフにして生成してみます。Alchemy V2をオフにすると、PhotoRealもオフになってしまいます。消費トークンは16から「2」になりました。かなり品質が落ちそうな予感がします。
そして、サイズも768×512 に変更されましたが、変更は可能です。今回は、横長の768×512で生成してみます。

操作性についてですが、上部にプロンプト(prompt)を入力して「画像生成」ボタンを押すと、生成したAI画像はどんどん下に流れていきます。SeaArt.aiとは逆の操作性ですがtwitterと同じ感覚ですので、SeaArtよりLeonard Aiの方が違和感がないかもしれませんね。それでは生成してみましょう。
Prompt Magic V2:ON
次は、Prompt Magic V2をオンにしてみます。消費トークンは2から「4」に増えました。

ただ、出力された画像の違いがほとんど分かりませんでした。
Prompt Magic V2のパラメータを変更してみます。
出力が画像が変わりました。コントラストは強くなったように感じますが、「Alchemy V2」を利用しないと生成される画像のクオリティは落ちる傾向にありそうです。(初めて触った時の感想です)
Alchemy V2:ON (768×512)
出力サイズを同じ(768×512)にして、「Alchemy V2」をONにして出力してみます。

ぱっと見だけで、クオリティが上がった印象です。細かい部分の書き込みや、店の中の商品や、人物など細かい描写がされています。
出力されたファイルの画像サイズを確認すると1344x896でした。先ほど設定で768×512に設定したはずですが、1.75倍されています。
「Alchemy V2」設定のところに、「Output Resolution 1152×768」と表示されています。ただ、少しサイズが違いますが、Output Resolutionで拡大されたのでしょう(かね?)。

PhotoReal:ON (768×512)
次に「PhotoReal」をONにします。

Leonard.aiで画像生成のバリエーションを確認
これまでは設定による画像出力の変化が分かりやすいよう、Seed値を固定して画像生成しました。最初に出力されたSeed値を使いましたので実はもっと良い画像が生成されるSeed値があったかもしれません。
最初は150のトークンがありましたが、上記7枚の画像を生成して残りのトークンは74と半分になりました。生成する設定によって、消費するトークンの数は変わりますが7枚で半減は早いですね。
「画像のサイズ」変更はInput Dimensionsにあるサイズのボタンをクリックするだけで設定できます。任意のサイズにしたい場合も可能で、下の画像で表示されてはいませんが、さらに下方に「カスタムで設定」できるスライダ(またはテキストボックス)がありますので、そちらで指定が可能です。画像サイズが大きくなると、消費トークンも大きくなります。

画像枚数は、「Number of Image」で、1~8枚をボタン選択で指定します。当然画像が多くなれば消費するトークンも多くなります。1枚から2枚にすると、消費トークンが2倍になりそうですが生成画像サイズが「512×768」で「Alchemy V2」ONの場合、1枚と2枚が同じ「16」で、3枚が「17」、4枚目以降は3ずつ消費トークンが増加していきます。今まで節約しようとして1枚で出力していましたので、損をしていたようです。3枚出力がお得な感じがしますので以下は3枚ずつ出力します。
それでは、Seed値ランダムに3枚ずつ画像生成してみます。
Alchemy V2:ON、PhotoReal:OFF(512×768)


「Alchemy V2」ON、「PhotoReal」ON で出力しようとしたところ下のようなメッセージが出てきました。「Alchemyの日当たりの利用上限を超えたので、更に使う場合は有料プランに移行すること」ということです。トークンとは別に Alchemy単体での利用回数の制限があるようです。

Freeプランの制約になります。最大のトークンが150ですので画像生成枚数はMax150 です。それ以外に、アップスケーラー:30、背景消去:75も制限があるようです。Alchemyについては記載がないですね。

PromptMagic:ON(768×512)


そんなに悪くないですね。むしろ、単純なプロンプト「cinematac car」だけにしては上出来とも言えます。
Loenard Aiでは、品質系のプロンプトを追加するとさらに良くなるのでしょうか?
(Masterpiece, BestQuality:1.3),(Top image quality,8K:1.3),Realistic high-quality photos,top-quality,High Resolution, cinematac car
Negative Promptも入れてみます。プロンプト入力ボックスの下にある、「Add Negative Prompt」をONにすると「Negative Prompt」のテキストボックスが表示されますので入力します。
worstquality, low quality, normal quality

2枚出力しましたが、両方とも2台ずつ描画しました。また、「cinematac(シネマティック)」感がレトロな車が出力されていましたが、最新の高級車でスポーツカーが出力されました。品質アップ=高級と判断したのでしょうか。


あれ、「cinematac」(しねまたっく) って何でしょう?参考にした画像から引用して生成していますが、「誤字」でしょうか?。それともフランス語とか??
調べてみると、cinematac=「シネマトラック」という意味があるようです。トラックに近しい画像も出力していますが、最初の画像でネオンに「CINEMATIC」というテキストが出力されていますので、画像生成AIとしては「CINEMATIC」と理解しているはずです。と思ったら、「CiNEMAiC」ですね。

シネマトラックAIが理解したのかは不明ですが、明示的に「cinematic」と指定して画像生成してみます。
プロンプトを変更:cinematic
品質系・ネガティブプロンプト:あり
1枚の画像の中に2枚の画像を表示する構図になってしまいます。高級車をシネマティックな描写にはなっているような気がします。。

2枚の画像を表示しないよう、プロンプトとnegative promptを少し変更します。
(Masterpiece, BestQuality:1.3),(Top image quality,8K:1.3),Realistic high-quality photos,top-quality,High Resolution, cinematic a car
worstquality, low quality, normal quality,split view

みごと1枚の画像になりましたし、シネマティックな画像が生成できました。そもそもシネマティックとは何でしょう?生成された画像からの印象ですが、映画のような照明効果や、カメラレンズの効果などでしょうか。
ChatGPT4の回答はこちらです
映画(シネマ)に関連する物事を示す形容詞です。具体的には、映画のような、または映画に関連するものを指します。例えば、映画的な表現や映画のような視覚効果などを指すことがあります。この言葉は、映画の視覚的な要素やストーリーテリングの手法を他のメディアや現実の状況に適用する際によく使われます。
ChatGPT4
品質系・ネガティブプロンプト:なし
「品質系、ネガティブプロンプト」を無しにして、Seed値をランダム(-1)で生成していきます。
cinematic car
PromptMagic:ON
やはり、品質系プロンプトを外すとレトロな車になります。


ここで、本日のトークン150を使い切ってしまいましたので、翌日、続きの画像を生成しています。
Alchemy:ON、PhotoReal:OFF


Alchemy:ON、PhotoReal:ON(Depth of Field =Low /ON)


Alchemy:ON、PhotoReal:ON(Depth of Field =Middium /ON)
なぜか、草むらに入ってしまいました


Alchemy:ON、PhotoReal:ON(Depth of Field =high /ON)


まとめ
今回は、以前から使いたかったLeonard Aiを使ってみました。
SeaArt.AIでもそうですが、明らかにボツの画像が出力されないのが凄いですね。
Alchemyは強力な生成機能ですが、以前は有料プランのユーザのみ利用可能でしたが、現在はフリープランのユーザにも開放されたようです。出力結果は格段に違うため、一度使うとAlchemy無しでの利用はできなくなってしまいますね。利用回数の制限はあるので節約しながら利用しましょう。
SeaArt.AIはStable Diffusionそのままの設定項目なのに対して、Leonard Aiはある程度ツール側で包含しているため初心者にとっては分かりやすいかもしれませんが、設定を弄りたい場合に細かい設定があるのかは、今後見ていきたいと思いました。
今回は、車を題材にトライしましたが、今後は人物については確認していきたいです。text2img(そう呼ぶかは不明)の機能のみのトライでしたので、その他の機能も試してみたいです。




