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Stable Diffusion使いも絶賛。SeaArtの品質と操作性の高さを解説

これまで画像生成AIは、Stable Diffusion web UIのみ利用してきました。Stable Diffusion以外はなんとなく邪道な気がしていて他に目も触れませんでした。

前回、Image Creator DALL3を使ってみたところ、品質、性能の良さに驚いたのと、Stable Diffusionを使って行くにしても、他を知ることで得るものがあると思い始めています。

今回は、SeaArtというWEB上でAI画像生成ができるサービスを使ってみることにしました。

Hello SeaArt.

新しくプログラミング言語の開発環境を構築した場合、まずは「Hello World」という文字を画面に出力することで、まず単純なプログラムではありますがプログラムが実行でき環境が整ったことを確かめるという慣習があります。

今回はそれに倣って、画像生成でもHello Worldをやってみます。とはいっても、画像生成ですので文字を出力するのではなく、1枚の画像を生成することを目標に実施します。

1.アカウント作成・ログイン

まずは、SeaArtのサイトにアクセスします

https://www.seaart.ai/

他の人が生成した画像がずらりと並び、上のボタンでカテゴリを選べたりするようです。
アカウントの登録は、右上の「ログイン」ボタンを押します。

Googleアカウントでサクッと終わらせるのが楽だと思いますが、好みのもので実施してください。
日本語ですので、指示に従って進められます。

登録完了しましたね。

2.画像生成

好きなトップページで、画面をスクロールしたり、検索したりして好みの画像を選びましょう。次に、画像をクリックして選択すると、画像の右にプロンプト(呪文)や設定パラメータ、利用したモデルなどの情報が表示されています(参考になります)。右上の「創作」ボタンを押します。

プロンプトを入力するテキストボックス(下の画像の一番下の部分)にプロンプトが転送されます。

右のパネルには、モデルLoLA設定パラメータも転送されますので、「▶(生成ボタン)」を押すと画像生成が開始されます(超簡単)。

はい、できました。

Hello Worldにしては、非常に豪華な結果です。非常にクオリティが高い印象です。生成時間も30秒ほどで非常に速かったです。出力画像の品質も素晴らしく人気がある理由も分かります。

私はStable Diffusionが初めての画像生成AIでしたが、プロンプトとは何か?モデルとは何か?CIVITAI、HuggingFace、ネガティブプロンプト、CFGスケール・・・知らない言葉を調べて、設定して、プロンプトの書き方も見よう見まねですが、公開してくださっているサイトを参考にしながら、ようやく最初の1枚を生成したのですが、

SeaArtはアカウント登録から、10分ほどで画像が生成できてしまいました。SeaArt恐るべし

機能・操作性の確認

画像生成の一連の流れが分かったところで

というか、早すぎて初めての人は意味が分からず、画像が生成されただけかもしれません。

画面回りや、操作の癖や、他にどんな画像が生成できるのか、など触りながら見ていこうと思います。

Hello SeaArtのやり方でいくつか他にも生成してみます。

スポーツカー

外れはほとんどないですね。品質は良いので、あとは自分のイメージと合っているかで決める感じですね。

次は縦長の画像を生成してみます。

サイズの変更は右のパネルの「基本設定画像サイズ」で選択できるのでスマホでも操作しやすそうです。また、カスタマイズで、自由に縦横のサイズを入力できます。

さくさく、高品質の画像が生成されます。どれも格好いいです。

アンドロイド

よく見かけはしますが、私は生成したことがないアンドロイドを生成してみます。これだけ簡単に画像生成できるので、いろいろ試したくなります。

最初にまず戸惑うのは生成ボタンを押した際に、VIP会員に誘導する画面が表示されることがあります。
無料でやりたい場合は、キャンセルすれば前の画面に戻りますが、もう一度生成しようとするとまたVIPへの誘導画面が出ます。何度でも

解決方法です。

SeaArtでは、画像生成モードの設定があります。

SeaArt2.0 SeaArt2.1というもので、「より高い画像品質と優れたプロンプト理解能力」ということです。プロンプトの意味や製作者の意図を理解して、こちらが望んでいる画像に近づけてくれるということと理解しました。

VIP誘導の画面が出ないようにするには、右パネルの「一般設定 > モード」をデフォルトに変更すれば良いです。以下のようにSeaArt2.1を選択した状態で、画像生成を行うと「VIPの特権ですよ」と何度もパネルが表示されてしまいます。回避方法は、意外と分からないのではないかと思いご紹介しました。


それでは、気を取り直してアンドロイドを生成してみます。

あれ、なんかチープというか、サンプルの画像とはかけ離れています。品質はよいですが。

これが、デフォルトだとプロンプトの理解が良くないという点であり、VIP会員のSeaArt2.0&2.1との差なのでしょう。VIPになっても良いと思えるほど差は歴然です。

ファンタジー

実写系のAI美少女を主に生成してきましたので、2Dのアニメっぽいものも未知の領域になります。

SeaArtの特徴としては、日本語でプロンプトが記述できます。右上にある「A⇔a」というマークが日本語/英語の変換ボタンです。「あ⇔a」の方が良いですね。

また、SNSのような感覚で投稿画面にプロンプトを入力し、生成ボタンを押すと画像が生成され、生成した履歴が並びますので、以前に生成した画像のプロンプトを確認したり、その画像を元に他の画像を生成をする場合に非常に優れています。

やり方は、生成後の画像右上の、日本語/英語の変換ボタンの2つ右の円形の矢印のアイコンを押すと、同じプロンプト、設定が自動的にセットされます。これは非常に便利です。

また、生成した画像にマウスカーソルを当てると、6つのアイコンが表示されます。4倍、16倍にボタン一つでアップスケールが可能です。アップスケールの履歴も残ります。

履歴は2週間残るようです。

アンドロイド2

ここまで、モデル、プロンプト、パラメータの話をほとんどせず、画像生成が進んでいますね。難しいことは考えず、簡単に画像が生成できるのが良いですね。

他の方の作品をクリックすると、少し見慣れない画面が表示されました。プロンプトの上に画像が表示されています。

今までは、プロンプトだけで画像を生成するtxt2imgという機能で画像生成を行いましたが、これはimg2imgという機能で画像とプロンプトを使って画像を生成する機能になります。

Stable Diffusionを使っていると、この辺りの操作はよく理解できますが、画像生成が最初の方は難しいかもしれません。Stable Diffusionの場合の説明ですが参考にして頂くと理解が深まると思います。

似たような画像が生成されました。img2imgでControlNetCannyを使い、参考画像を線画に変換したものを参照しプロンプトに従い、描画するため輪郭は類似しています。

下の画像を拝借して作成しましたが、私が生成した画像は少し弱々しい女の子になっていますが、これもVIPとの格差でしょうか。

美少女

Stable Diffusionとの違いを見るため、慣れているAI美少女を出力してみます。

結構、すごいです。ナチュラルな感じなのも。

StableDiffusionで多用しておりますBRA7(Beautiful Realistic Asians Version 7)のモデルを使って2枚出力してみました。Beautiful Realistic Asiansはアジア系の美女を生成できるリアル系モデルとして有名なモデルですが、それにしてもクオリティ高いですね。

Stable Diffusion web UIで、BRA7(Beautiful Realistic Asians Version 7)での画像出力結果はこちらを参考にしてください。

いつもは、何枚も出力して好みの1枚にたどり着きます。BRA7は美女を出力する率が高いので失敗は少ない方ですが、今回は2枚しか出力していませんがベストに近い画像が出力できました。

いつもは、RoLAを使っていませんが今回は「Better eyes+face+skin」というRoLAを設定しています。

SeaArtの特徴は、好きなLoRAやモデルを簡単に切り替えて使えます。ダウンロードしてファイルを置いたり、容量を気にしたりする心配が全くないのが、非常に良いですね。モデルの切り替えもクリックだけで即座に変更できます。下の画像の、モデル名の横にある「切り替え」というボタンを押して他のモデルを選択するだけです。AI美女生成でお馴染みの、yayoimixkisaragimixなどもあります。

LoRAは、「+」ボタンで追加し、不要なら「ゴミ箱」アイコンを押すだけです。

画像の共有

どこかで見た画像があると、思ったら私が生成した画像がトップページに表示されていました。生成した画像はデフォルトで自動的に共有されるようです。

共有されたくなければ、右のパネルの「一般設定 > 歯車アイコン >作品の権限」を「公開」から「非公開」にすれば、公開されません。

SaaArtの狙いとしては、デフォルトが公開のため、みんなの作品を共有しより良いものにブラッシュアップしていくことを望んでいるとも言えますので、恩恵を受けているなら公開にするのが礼儀かもしれません。

また、非公開しようとするには、購入が必要になります。

設定パラメータ(高級設定)

その他、画像生成に必要なパラメータは、右パネルの「高級設定」で設定・変更できます。

  • ネガティブプロンプト
  • VAE
  • サンプリング法
  • CFGスケール
  • シード
  • Clip Skip

Stable Diffusion web UIでは、お馴染みの設定が並んでいます。過去の記事では、これらのパラメータを調整しながら、好みの画像を生成していますので参考にしてください。

SeaArt無料でAI画像生成できる回数

SeaArtの利用料金は無料から利用できます。ただ、無制限に画像生成できるわけではなくユーザーが無料で利用できる回数を設けています。具体的な回数は、ユーザーのアカウントタイプや利用状況により異なりますが、一定の回数までは無料で画像を生成することが可能です。

SeaArtでは、「スタミナ」という独自のシステムを導入しています。これは、ユーザーが画像を生成するための「持ちポイント」のようなもので、一定の時間が経過すると自動的に回復します。左パネルの上部に、雷のマーク横の数字がスタミナ残量です。

具体的には、ユーザーが画像を生成するたびに一定のスタミナが消費され、スタミナがなくなると画像を生成できなくなります。しかし、心配することはありません。スタミナは時間と共に自動的に回復するので、一定の時間を置けば再び画像を生成することが可能になります。

このスタミナシステムは、ユーザーがSeaArtを公平に利用できるように設計されています。すなわち、一部のユーザーがリソースを独占することなく、全てのユーザーが画像生成サービスを利用できる環境を提供します。

また、スタミナの回復速度や上限は、ユーザーのアカウントタイプにより異なります。無料プランのユーザーは一定のスタミナを持つことができますが、有料プランのユーザーはより多くのスタミナを持つことができ、またスタミナの回復速度も速くなります。有料であっても制限はあります。

まとめ

Stable Diffusion web UIしか利用したことがなかった私が、SeaArtというWebサービス(SaaS)のAI画像生成サービスを利用しました。

画像生成のスピードや、生成画像の品質もさることながら、チャット形式で画像生成でき履歴を簡単に確認でき再利用できたり、他ユーザの生成画像のプロンプトを参考にしたり、そのまま自分の設定に取り込んだりが非常に簡単にできるよう設計されている点が素晴らしいと感じました。

インストール不要ですぐに利用できる点や、モデルファイルや、RoLAも簡単に使え、すぐに切り替えができる点が良いです。また、使ったことは無いですが恐らくスマホでもストレスなく操作ができる設計になっているように感じました。

ControlNetも少し触れましたがContorlNetはStable Diffusionでも全て使っているわけではないですので、今後さらに使い込んでいこうと思いました。また、どこかでご紹介したいと思います。