2023.11.29にStability AIが、「SDXL TURBO」を発表しました。
TURBOというくらいだから、画像生成が高速化する技術という予想は半分だけ当たりました。画像生成時間という概念がなくなる勢いです。
生成時間はリアルタイムということです。以下のサイトにあるの動画を見ると
SDXL TURBOを体験
それではSDXL TURBOに実際に触れてみて、リアルタイム性や、どのような画像が生成されるか確認してみましょう。
ClipDropのデモ画面へアクセス
SDXLは、非商用研究での利用のみ可能で、HuggingFaceからダウンロードしてインストールして利用することが可能です。
ただ、少し体験するにはハードルが高いです。
ありがたいことにClipDropというサイトでSDXL TURBOの体験ができますので、以下にアクセスして体感してみましょう。ただし、SDXL TURBOはベータ版です。

SDXL TURBOにプロンプトを入力
SDXL TURBOのデモサイトにアクセスすると、「プロンプトを入力」というテキストボックスがあるので、迷わず何かキーワードを入力してみます。

初回の方は、上のような画面が表示されるので、アカウント登録をしてください。

テキストボックスをクリックしてプロンプトを入力しようとすると、画面が切り替わりグレーの少しグラデーションが掛かった正方形と、その下にプロンプト入力用のテキストボックスが表示されています。
続けて、プロンプトを入力してみます。
dog

一秒も掛からないくらいで画像が生成されました。もともと作っている画像を表示しているかのようです。
dog walking

dog walking on the beach

日本語でもやってみます。

日本語でも生成できるようです。ただ結構古風な画像が出力されがちです。

20回ほど生成したところで、「You have reached the usage cap. Unlock more with our Pro subscription」というメッセージが出ました。利用制限に達したので、これ以上利用する場合は有料のサブスク会員になって利用が必要ということです。
まとめ
Stable AIが発表したSDXL TURBOを触れてみました。プロンプトを入力するとリアルタイムに画像が表示される速度を体感することができました。
複雑なプロンプトを試すことはできませんでしたが、リアルタイム性を十分に体感することができました。明日になると利用解除されているかも知れませんので、より複雑なプロンプトへの対応など確認してみようと思います。
AIの技術進歩は本当に非常に速いですね。

コメント